着物と音楽フェス
こんにちは、関根です。
一雨ごとに暖かくなって、いよいよ本格的に春ですね。
寒いと肩首に力が入って縮こまってしまう私、これから11月くらいまで9ヶ月は寒くない
と思うと本当に本当に嬉しいです。
さて、先日行われた街中音楽祭「結いのおと」は大盛況で幕を閉じました。
つむぎの館会場のトップバッターは関取花さん。
ちょっとわかりにくいですが、本場結城紬の100細工をお召頂いています。
ビューティフル・ハミングバードの小池さんには、とっても嬉しいことに、
澤屋の結晶唐草を着ていただきました!
昨年の結いのおとや、カフェ・ラ・ファミーユさんでのライブなど何度か結城に足を運ばれているお二人。
昨年8月頃にお越しの際には澤屋立ち上げ準備のまっただ中で、色校正のあがってきたDMをお見せしながら
「こんなお店がもうすぐできるんです~」なんてお話をしました。
その澤屋の着物を着てもらえたのだから、嬉しさはひとしおです。
ご本人も澤屋のデザインを気に入って下さり、私が案内したことも覚えて下さっていて、
お互いに喜び合うという両思いな一幕でした。
そしてnabowaの皆さまの着物姿。男性の着姿、良いですね。こうして並ばれると壮観です。
結城紬はもとは男ものだったのだ、という歴史を改めて感じさせてくれます。
たすき掛けでのステージも良い!
つづきまして第二部のshingo2さん。 奥澤さんと着付のお手伝いをさせて頂きました。
ステージに立つ方というのは体幹がしっかりしているので、
初めてでもとても自然に凛々しく着こなされます。
会場はkokyuさん。この建物にこの衣装、これは結城でしか見られない特別な景色・・・!と
結城の街の力も強く実感しました。
洋服に戻っての真吾さん。手つむぎ糸や真綿にも強く興味を持って下さいましたが、
このかぶり方はさすがですね。
音楽フェスと着物、遠いようでいて近いかもしれない、今後に繋がるたくさんのヒントを得た
気づきの多い一日でした。
今後の着物の発展を考えた時に、歴史や伝統以上に直感的に格好良いと思えることが
本当に重要だと思っているのですが、この日みた景色は確かに格好良くて、
これからの可能性を強く感じさせてくれました。
そしてそれができるのは結城紬だからだと思っています。
来年も楽しい一日になりますように。