「シャンパンの泡」
こんにちは、デザイナーの東海林です。
日に日に日照時間も長くなり、寒さも少しずつやわらぎ始め、春の訪れが待ち遠しい季節になりました。
今日は澤屋の結城紬「シャンパンの泡」についてのお話しです。
その名のとおり、グラスにシャンパンを注いだときにできる気泡がシュワシュワッと立ち昇っていくところをイメージした、ロマンチックでいてどこか自然科学的な要素も感じさせてくれる、とても魅力あふれる1反です。
蚊絣(かがすり)と呼ばれる、糸の状態で経糸・緯糸それぞれ1本ずつに、部分的に色を刷り込み、その色付けした経糸と緯糸が十字になる様にあわせながら織っていく、とても繊細で緻密な技術を凝らしています。
デザインの段階では、どうすれば泡がはじけるときの音や速度の感覚、泡を通して見えるきらきらとした光が表現できるだろう…と、絣の配列を何パターンも出しながら試行錯誤しました。
同時に色にもとことんこだわっています。
特に絣の色は染屋さん機屋さんの技術の結晶とも言える、絶妙なグラデーションの3色で表わしています。
また、柄と柄の間隔をたっぷりとあけることで、エレガントな時の流れを感じさせてくれる上品な仕上がりになっています。
洗練された瑞々しい華やかさは、パーティーシーンなどにもぴったりです!
きっと、お出かけを楽しく彩ってくれることと思います♪
結城紬 「シャンパンの泡 / ローズウォーター」 \240,000(仕立上り)
洒落袋帯 \225,000(仕立上り)
澤屋特製帯揚げ 二色ぼかし \12,960
帯締め \12,960
※全て税込
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