展示会

「結城 澤屋×江戸更紗帯」

 sawayaedosarasa

 

15世紀以降の大航海時代。

更紗はインドから世界へ広がりそれぞれの国で歓迎され、

シャム更紗、ジャワ更紗、ペルシャ更紗と各地で発展していきました。

 

日本に更紗が上陸したのは室町時代末期から江戸時代初期。

更紗の美しさに魅了された当時の人たちは、小紋などの型染めの技術を応用し

日本の更紗「和更紗」を生み出します。

 

それは、何枚もの型紙を使うことで色や柄を染め分けるというもので、

日本各地で染められてきました。

京更紗、長崎更紗、鍋島更紗、そして江戸更紗。

 

今回は江戸更紗の工房に別注した澤屋オリジナルの江戸更紗帯をご提案します。

結城の白生地に染められた幾重にも重なる色が生み出す、奥行きのある美しさ。

和装でより一層引き立つ異国情緒漂う魅力を、ぜひ堪能してください。

 

【会期】

平成29年3月4日(土)~12日(日)[火曜定休]

 

出展:澤屋オリジナル江戸更紗九寸帯 野風/練色

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