春草のたより
みなさん こんにちは。
澤屋 副店長 水越(旧姓/海老澤)です。
みなさんのお近くには春はやって来ましたか?
澤屋周辺の地域には、整備された町の木々を見上げるように
やさしく、やさしく野の草花が芽吹いています。
来月3月13日(日)には、
草花の専門家かわしまよう子さんのワークショップを開催します。
※雑草ごはん教室「春草の力を知り、暮らしのリズムを整える」
https://yukisawaya.com/news/harukusanochikara
それに先駆けて、
今回は昨年10月に行われた前回の様子をみなさんにリポートしていきたいと思います。
かわしまよう子さん。 沖縄からこの会のために来てくださいました。
かわしまさんとのフィールドワーク。
草摘みのマナー、
気をつけなければいけないこと、
食べてはいけない草、草の効能、
そして、美味しい食べ方。
歩いてみると、驚くほどの発見があります。
かわしまさんのお話を聞くと、草の見方が変わってきて、街角の草のなんと多彩なこと!
街の要所要所で草を摘みました。
ヨモギの実の香りは絶品です。
場所によって、生えていそうな草もだいたい決まっているそうですが、
日向、日陰で、味が違う。
良いとか、悪いでなく、味の個性としてお話を聞いたのが、印象的。
摘んできた草花は丁寧に下ごしらえをします。
付いてる汚れを払ったり、花と茎、葉をより分けたり。
草摘みの成果に満足しつつも、
次の調理に期待が膨らみます。
大勢でする調理はなぜこんなにワクワクするのでしょう。
かわしまさんがひとつひとつ丁寧に手順を説明され、皆で分担して調理しました。
摘んできた草花をどう味付けして食べると美味しいか、
どんな料理に合うか、
いろいろとお話しします。
ますます出来上がる料理が楽しみになります。
秋の味覚、梨のヨーグルト、かわしまさんお手製の酵素シロップをかける。
上には宝石のようなザクロをのせて。
花を食べる。幼いころの気持ちに返る、何とも言えない幸せな気分に浸る一品。
見事なチームワークで楽しく、手際よく料理が完成。
どれも美味しく、滋味深いメニュー。
自然の中にあるものを丁寧に食べる、という考え方。
草花は調味料のように無駄なく、そう多くない量を使います。
前回の料理教室を皆さんとご一緒して、
私自身、疲れない自然との関わり、食べ方、自分を大事に自然を楽しみ、親しんでいく方法を知る、
そんなたいへん素敵な機会でした。
みなさん、春は草花のハイシーズン。
さわやかな季節の中、ぜひとも草を(特にお花ですね)を、存分に楽しんでいただきたいです。
前回の草花料理教室から「雑草ごはん教室」と名前を変えたのも
かわしまさんと澤屋の意気込みの証のようなもの。
草との出会いも、人との出会いも一期一会。
ぜひ、ご一緒に春の草花を楽しみましょう。
スタッフ一同、皆さんの次回ご参加お待ちしています!!
水越
□ 3/13(日) かわしまよう子さん雑草ごはん教室
「春草の力を知り、暮らしのリズムを整える」
https://yukisawaya.com/news/harukusanochikara