展示会

「澤屋の『しま』もの」

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島、しま、縞。

古今東西柄のスタンダードともいえる縞は、

日本では江戸時代に舶来品として流行しました。

 

それまでは「筋」と呼ばれていたその柄は遠くの「島」のものとして

「しま」「しまもの」と呼ばれるようになりました。

 

そしてしまものとは、島々からきたものを広く指す意味もありました。

独特な文様と鮮やかな色使いで当時の人々を魅了した「更紗」もそのひとつ。

今回は結城紬を語る上では外せない縞の反物と一緒に、

インドネシアに工房を構え美しい手描きジャワ更紗を作り続けてきた

Reisiaさんの帯をご紹介します。

 

海外からやってきた新しくて美しいものを

お洒落に取り入れていった江戸の人々の感性に思いを馳せながら、

凜とした縞と有機的で繊細なジャワ更紗のコーディネートをぜひご覧ください。

 

【会期】

平成29年10月6日(金)~16日(月)[火曜定休]

 

【関連イベント】

平成29年10月8日(日)14時~

Reisia主宰 藤井礼子さんお話の会

 

【出展】

本場結城紬 縮織 しじま 青喝 ¥634,000-

Reisia手描きジャワ更紗 九寸名古屋帯 野の花 ¥235,000-

帯揚げ 無地 ¥8,640-

手組帯締め 冠 ¥16,200-

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