展示会

永田哲也 冬のことほぎ 

 

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造形作家の永田哲也さんがつくる、繊細な和紙の世界。

 

茨城を産地とする西ノ内和紙を素材に、

日本の通過儀礼に使用する和菓子の木型を使い生み出される作品は

思わず口に運びたくなる質感と、私たちの様々な記憶に訴えかける多層的な表情を持っています。

 

今回は永田さんの作品群の中から、クリスマスや新年のことほぎ(おいわい)にぴったりな

小箱とぽち袋を中心にご用意いただきました。

 

何かを入れて贈り物にするといった用途はもちろん、

どちらもアートピースとして一つ手元に置きたい魅力と力を備えています。

 

その他、ご祝儀袋やコースター、メッセージカードなど身近に使える品々も取り揃えています。

ハっと息を飲むような美しい和紙の世界に、ぜひ浸りにいらしてください。

 

【会期】 平成26年12月15日(月)~平成27年1月15日(木) [火曜 定休]

※年末年始は12月28日(日)~1月4日(日)まで休業

 お問い合わせ:結城 澤屋 TEL 0296-33-7047

 

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永田哲也 Nagata Tetsuya

http://wagashizanmai.s2.weblife.me/index.html

1959年大阪府生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。作品の主なテーマは、「時間」と「空間」。ものごとの現実的な表皮を和紙により採集し、そこに内包された記憶・イメージを視覚的、触覚的に表現することをコンセプトとして、三次元の立体もしくはエンボス作品を制作する。最近は「日本の記憶」をテーマに、「和菓紙三昧」シリーズを手掛け、美術館やギャラリーでの作品発表をはじめ、日常に親しむアートを提案する為に、インテリアやギフト、ファッション等への展開も試みている。第8回現代美術今立紙展佳作賞、エンバ賞美術展新人賞、第3回 INO 紙のことば展、千葉アートNOW’94、玉川高島屋アートウォール、PREMIERE CLASSE 招待出品、ユミカツラ パリ・オートクチュールコレクションコラボレーション、ホテルオークラ東京 お正月インスタレーション、虎屋ギャラリー・和菓子アート展、裏千家養和会 初点茶会 明治記念館、銀座和光・並木館個展、歌舞伎役者・六代目中村勘九郎襲名披露公演飾り絵馬制作コラボレーション、虎ノ門ヒルズ アンダーズ 東京エレベーター内アートワーク、その他、個展、グループ展、テレビ出演、新聞雑誌掲載など多数。

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