はじめまして

はじめまして。

この度、結城澤屋に仲間入りをさせていただいた、角張と申します。

ご挨拶が遅れましたため、こちらを読まれている方の中には、
既に直接お会いしている方もいらっしゃるかもしれません。
改めまして、どうぞよろしくお願いいたします。

私は成人してから着物の楽しみを覚え、
昨年、縁あって澤屋の結城紬に出会いました。

その時の記憶は今も鮮明で、こんなにも眩しく朗らかな紬があるのかと、
そして、こんなにも着る人自身を輝かせる着物があるのかと、
強く胸を打たれたのを覚えています。

もちろんその当時は、後に澤屋でお仕事をさせていただくとは夢にも思ってもいなかったので、
いまこうして皆さまに澤屋の人としてご挨拶をさせていただいているのは、
とても不思議な気持ちです。

そうして結城の街に飛び込んで3ヶ月。
毎日結城紬を見つめて仕事をしているわけですが、
いまも度々、あの時のような鮮やかさで胸を打たれる瞬間があります。

いつもと違う光の下で、改めて着物を見た瞬間。
澤屋の日々の新しい試みのなかで、出来あがった結城紬の反物を開いた瞬間。
そして、その結城紬を羽織られたお客さまが、鏡の中に新しいご自分を見られている瞬間。

ここには日々新しい発見があります。

この新鮮な気持ちを忘れずに、
籔谷、伊藤とともに澤屋と結城紬の魅力をお伝えして行こうと思いますので、
楽しみにしていただけましたら幸いです。

そして、産地で作り手と皆さまの間に立ち、
様々な縁を結ぶお手伝いができたら嬉しく思います。

それでは。

澤屋で皆さまにお会いできることを楽しみにしております！