初めての本場結城紬
「結城紬はもともと男物」
着物はもちろん、歴史や文学に親しい方であれば どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
本場結城紬。その歴史は2000年ともいわれる、最も原始的な絹織物です。
結城紬というと緻密で華やかな絣文様を思い浮かべる方も多いと思うのですが、
絣が織られ始めたのは江戸時代の終わりで、結城紬の歴史からするとごく最近のこと。
長い間、無地や縞といったシンプルなものが織られてきました。
結城紬を扱う産地問屋のことを「縞屋」と呼んだりもするのですが、
それだけ 縞の結城紬が多かったということを物語っています。
渋みのある色、シンプルな無地や縞。
そして本場結城紬の象徴でもある手つむぎ糸から生まれる、
質素でありながら力強さのある表情や着れば着るほど磨かれていくその性質。
底から光を発するように輝いていく、高い精神性を表すようなその美しい布は
武士の憧れ、旦那衆の憧れでした。
自分の人生とともに 色、深み、味わいを増していく
本場結城紬の圧倒的な存在感をぜひ体感していただきたい。
そんな思いを込めて、トークイベントと着心地体験会を開催致します。
男性限定となっていますが、事前にご連絡いただければ女性の参加も大歓迎。
聞いて、見て、纏って。
全身で本場結城紬の魅力を感じていただける内容となっています。
ぜひお気軽にご参加下さいね。
詳細はこちら
もしくはお電話にてお問合せください。 結城 澤屋/0296-33-3116